このイラストの解説
見ての通りアニメの第一期最終回のあのシーン、水銀燈の気持ちをイメージして描いたものです。

一応中央のキャラは水銀燈です。
左手で与えられなかった腹部を押さえて右手でその先にある光（お父様）をつかもうとしています。
しかし羽は分解をはじめ、望みとは裏腹に落下していく。
強い希望とは対照的に絶望的な結果を絶対に認めたくなくても現実として与えられた。

そんな感じを出したいと思って描いては見ましたが・・・。

一番考えながら描いたのは目です。
絶対に叶えたい希望が絶対に失われた事を見ているような感じに描こうとしていますがどうでしょう・・・。
手も絶対掴みたいというのが伝わるようにと思ったのですが、これはいまいちそこまで力が入ったようには見えないですね・・・。
羽も分解しかかってるようにははっきり判らない・・・。
落下している感じも出せているか不安。
腹部がないのも背景が暗くてはっきりしてない。
→ただ沈んでいく三日月が水銀燈を夜に沈めるような感じを出したくて三日月をあんまり下にもって行きたくありませんでした。
もとから技術ないのでああこういってもだめですが、それでも技術的に判るダメな点は・・・
デッサンがダメです。
右手が左手に対して長いし手のひらもデカイ。
色塗りの粗さは言うまでもありません。

あ、光の近くの五色の色は他のドールズです。
水銀燈にしてみれば最初から完全なボディを与えられた他のドールズは自分に比べればはるかに”お父様”に近い光に照らされた存在に見えただろうということを表現したつもりです。